レスポールjrのピック・ガードを自作
ピック・ガードの素材/成形の型/トリマーを用意します。
素材は、厚さ1.7ミリのベークライトの黒を使用しました。ボーリングの玉や電話の受話器なども同素材で
硬く安定しているという特徴があり、ギブソン社もチョイスしてたようです。
こんな素材です。寸法は、仕上がりより余裕をみて185×185ミリで注文。
成形するために製作した型です。
フリーハンドで切り出すことも可能ですが、手早く正確に作るには型が、あった方が便利です。
加工中です。
材料の上に型を置いてクランプなどで、しっかり固定します。
トリマーなどの高速回転の電動工具を使用するのでクランピングが不充分だと失敗するうえにキケンです。
最低2カ所クランピングが必要です。
材料の下に捨板を敷き込んでおくと仕上がりが良好です。
出来ました。エッジはペーパーで滑らかに。
ビス止めの穴加工は、完成したピッグカードにオリジナルを重ねてマーキンング後に。
左がオリジナル。右が自作ピッグガードです。
べっ甲タイプも好きなんですが、アイスブルーにはコントラストが、付くブラックかと。
ビザール・ギターなどを参考にオリジナルピッグガードの製作も思案中です。
それにしても半世紀を過ぎても尚、輝き失せないデザインを施したギブソン社に限らず先人たちの偉業には頭が下がります。
続きはまた。